お勧めのリガ(ラトビアの首都)観光。バレエ・オペラ、治安、物価、景観、すべて良し!

CAみずきです。

ヨーロッパの中でもリガ(ラトビアの首都)観光は、地味ではありますが、とてもお勧めできるものでした。

私たちはほとんど予備知識もなく行ってしまいましたが、

振り返って、この国を選んで大正解だったと心から思いました。

リガ(ラトビア)観光をお勧めできる理由は

1 バレエ、オペラなど舞台芸術のレベルが高く、しかもカジュアル価格。(私たちの主な目的)←これについてはページを改めて書きます。

2 ヨーロッパ諸国の中でも治安が良い(2017年7月末現在)。 女子の一人旅もよく見かけました。

3 物価が他のヨーロッパ諸国に比べて安い

4 建物が中世からそのまま保存されている教会や、ユーゲントシュティール(←ドイツ語。フランス語ではアールヌーヴォー)建築のものが多く、過去のヨーロッパに迷い込んだような雰囲気を味わえる。リガの旧市街は歴史地区として1997年に世界遺産に認定されている。

5 そんなわけで、かつて「バルトのパリ」とか、「バルト海の真珠」と呼ばれたエキゾチックな街が美しく、写真・インスタ映えすること請け合い!

6 リガの町はコンパクトで、短期間の旅程でも回れる。ラトビアの他の地方や、他国の観光地との組み合わせでも○。

(私たちは、ロシアのサンクトペテルブルク&モスクワ経由、リガに行きました)

7 最近は可愛い民芸雑貨などの評判が知られてきて、人気急上昇となっている。

8 聞くところによると、もともと旧ソ連の軍事目的の技術だったものが平和利用された製薬業界、ガラス産業が大変進んでおり、近年はIT産業も盛んであるため、成長が著しいらしく、古いものと新しいものが混在する魅力がある。

それでは、今回は、ラトビアの人となり、ではなく国となりから、少し詳しく見てみましょう。

まず、ラトビアってどこにある?

ラトビアは、他の主要なヨーロッパの国々に比べて、日本における知名度は低いのではないでしょうか。

私たちは「バルト3国の一つ」くらいのことしか知りませんでした。しかも、バルト三国って正確に言ってどのへん?という感じで、お恥ずかしい。

ラトビアの位置

ラトビアってどんな国?

バルト三国の中心に位置する。

首都はリガ。

国土面積は北海道の約6割の広さ。

人口は約199万人(2014年推計ちょっと古い)札幌市と同じくらい。

言語はラトビア語が公用語。あとは、ロシア語など。町なかでは英語はあまり通じない(日本と同じくらいの)感じでした。

通貨はユーロ。

日本との時差は7時間。(サマータイムあり。3月最終日曜日~10月最終日曜日

宗教はキリスト教。カトリック、プロテスタント、ロシア正教と地域ごとにかたまっているようです。

ラトビアの歴史(ここをざっとでも予習しておくと、街歩きがぐっと意義深くなります)

B.C.20 バルト族の祖先が移住

13世紀初め 僧正アルベルト上陸、ドイツ騎士団による植民地支配

1282 リガがハンザ同盟都市に

1521 宗教改革到来

1561 ポーランド、リトアニア連合国による植民地支配

1629 スウェーデンによる植民地支配

1700 大北方戦争

1710 ロシアによる植民地支配

1816 農奴解放、独立。ラトビア人の民族意識高まる

1915 第一次世界大戦

1917 ドイツ軍による占領

1918 ドイツ敗北によりソビエト、ロシアが侵攻。 ラトビア独立宣言

1940 ソ連がラトビアを併合

1941 ドイツ軍がバルト三国に侵攻。ソ連軍は撤退

1941-44 ドイツ占領下、ユダヤ人が強制収容所へ

1944 再びソ連がラトビアを占領

1991 ラトビア、独立を宣言

2004 EUに加盟

他国の植民地支配を受けたことのない島国、日本の私たちからは想像もつかないような苦難の歴史ですね。

ナチスドイツにユダヤ人のジェノサイドを受けたり、ソ連に占領されて「人民の敵」とされた自由を愛する人々がシベリアに強制流刑される悲しい歴史はつい最近のことで、まだ傷も生々しいのです。

それゆえに、反共産主義、自国と自由を愛する心は大変強いように感じられます。

旅の前にほとんど予習をせず、このブログを起こすにあたり、今になって調べてから、ああそうだったのか、と思い当たることが多く、残念な思いと、再びかの地を踏みたいという思いが交錯しています。

新市街にある、高さ51mのこの↑モニュメント「自由記念碑」は1935年にラトビアの独立を記念して建てられたものだそうです。旅行中に見たときは、「ふうん」と思っただけでしたが、後で知るところによると、1940年からのソビエト侵攻の後ラトビアはソ連に併合され、その際に解体が検討されましたが、ラトビア国民が団結して守り抜き、現在まで独立の象徴としてその姿を残しています。

モニュメント中央部にはラトビア語で「祖国と自由に」という彫刻がされています。

踏まれても奪われても、何度でも立ち上がる熱いラトビア人の歴史を知り、思わず目頭が熱くなります。

歴史をざっとでも知ってみると、また違った観光の仕方もあるかと思います。 迫害や、被占領の歴史を保存した、博物館などもいろいろあるようです。

物価が安い。

つい最近まで占領されたり動乱の歴史を繰り返してきたラトビアは、EUに加盟し、通貨はユーロを採用していますがまだ経済は豊かとはいえないらしく、それゆえに他のヨーロッパ諸国に比べれば、物価は安いようです。宿泊代なども、同じグレードのホテルですと、かなり他国よりはお安くなっているようです。(私たちはもっとリーズナブルなホステルですので、その辺を論じるのは遠慮しておきます笑)

ただし、観光客が行くような店で食事をしようという場合はそれほど安い感じではありませんでした。地元の人たちが行くような美味しいお店をじっくり探すのも楽しいかもしれませんね。

私たちの期待のバレエやオペラの舞台芸術は国民の身近な娯楽となっており、レベルが高いのに、お値段も大変身近な価格で楽しめます。

リガの歩き方

リガは大ざっぱに言って、「旧市街」と「新市街」に分けられます。その境目には、運河が流れ、それに沿って、緑豊かな公園が広く長い帯のように横たわっています。

その公園の中に、上の写真の、ラトビアのシンボルである、自由記念碑が立っています。

旧市街

旧市街は、その全体が歴史地区として、世界遺産に登録されています。

旧市街をさらに二分するカリチュ通りを境に南北に分けると、

北はバルト最古のリガ大聖堂を中心とした、見どころである古い建築が集まっています。

南は市庁舎広場が中心で、ここに観光案内所があります。

観光案内所では、劇場など各種チケットの購入もできます。www.liveriga.com

また、近くの聖ペテロ教会の塔(展望台)に上ると大まかな位置関係が分かります。観光の初めにおすすめ。

展望台は高さ72m地点で、そこまではエレベーターで昇ることができ、リガの街を見渡す360度の大パノラマが広がっています。

カラフルなパステルカラーの町並みが美しいです。

新市街

新市街の方は、「新」と言っていますが、19世紀後半から20世紀前半にかけて(およそ100余年前ですよ!)建てられた、ユーゲントシュティール建築の建物群が多く見られ、古い優雅な建物好きな方でしたら、よだれが出ちゃうような市街地散歩が楽しめます。

別ページで、ここで撮った、とにかくすごい装飾のついた建物の数々の写真を公開しますね。

それから、最近発展途上なホットスポットは、中央市場の南にある、スピーチェリという地区で、古い倉庫群がギャラリーやレストランなどに改装されているお洒落スポットらしいです。

夏には、運河やダウガヴァ川をめぐる遊覧クルーズに出るのも素敵です。

www.rigabycanal.lv

さて、ざっと基礎知識を仕込んだら、早速街に出ましょう!

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