ロシアが誇る「エルミタージュ美術館」鑑賞のコツ。

www.hermitagemuseum.org

CAみずきです。

今回の私たちの旅のテーマはバレエ、オペラ、コンサートの舞台芸術鑑賞。とはいえ、せっかくロシアに来たからには至宝エルミタージュ美術館をはずす選択肢はありません。

しかし、正直に申しまして、恥ずかしながら、私たちは美術品には深い造詣がありませんので、そちらはガイドブックや詳しい方の解説にお任せするとして、このページでは、この美しい宮殿美術館の見学をするのに必要な、皆さんにお役に立ちそうな実用的なことがらのみ、記事にすることとしますね。

せっかくなので、ざっとエルミタージュ美術館の歴史を勉強。

ネフスキー大通りの西端に位置するその美しい建物は、もともとサンクトペテルブルク随一の宮殿でした。ピョートル大帝時代の1721年に最初の冬宮が建てられたのが始まりで、その後何代もの皇帝によって増改築が続けられたが、1837年に大火に遭って大半が焼失し、その後、以前の通り修復をして、今の姿にいたります。

美術品の収集を始めたのは女帝エカテリーナ2世(1764年)で、ベルリンの商人から225点を購入しました。その美術品を保管、陳列するために、小エルミタージュ、旧エルミタージュを建てたそうです。

「エルミタージュ」とは、「隠れ家」の意味で、エカテリーナはここで自分の時間を楽しんだのでしょう。

エカテリーナ以後も美術収集は続けられて、ニコライ1世の時に新エルミタージュが建てられ、美術品の公開が始まり、革命後に冬宮を含めて整備され、現代のエルミタージュ美術館が創設されたそうです。

行列イヤならチケット事前購入がおススメ。

エルミタージュ美術館は、世界から見学者が集まってくるので、特に夏のベストシーズンは、チケットを現地で買おうとすると、行列必至です。

それを回避するには?→オンラインで事前購入をおすすめします。

チケットをオンラインで事前購入しよう

エルミタージュ美術館のHP(www.hermitagemuseum.org)から入り、英語バージョンにして(ロシア語の方が得意な方はもちろんロシア語でも)、MENUのticketのところをクリックしてチケット購入ページへ飛びます。

「1day simple entrance ticket(1日入場券)」か、「Two days combined entrance ticket(2日通し入場券)」を選択→go to checkoutへ

個人情報を入力→continue checkout→クレジットカード情報を入力。

最後に再びcontinue checkoutを押すと決済が完了します。

登録したメールアドレスに、支払い済みのバウチャーが届くのを待ちます。

(数日かかった記憶があります…)

それを印刷して持参します。

ちなみに、ネット予約チケット代金には写真撮影費が含まれています。

カードに問題がある場合でなければ、スマホでカード決済して、バウチャー画面を現地で見せて通過する、という手段もあるみたいです。(印刷できない場合はスマホ画面を見せればOKという記述がサイトにあるそうですが、これに関しては検証しておりませんのでご自身でお願いいたします。)

オンライン決済ができないことも多い…

私も経験しましたが、ロシアの劇場や美術館のチケットを事前に購入しようとして、決済のページから先に進まないことが、よくあるみたいです。カード会社のセキュリティーが厳しくなっているようです。

その場合は、カード会社に連絡をして、セキュリティーを外してもらうなどの対策が有効な場合もあるようなので、試してみてください。

それでもだめな場合は…カードを変えてトライするとできる場合も。

(おまけ:万策尽きた場合は…現地のチケットブースに並ぶ前に、自動販売機にトライしましょう。なぜかロシア人は駅でもどこでも、自動販売機を信用していないのか、ほとんど利用している人がいなくて、ひたすら人のいる窓口に並びます。なので、穴場かも知れません。)

現地へ行ったら、まずインフォメーションへ。

人が並んでいる購入窓口ではなく、インフォメーション(英語は通じます)へいって、印刷したバウチャーとパスポート(コピーでよい)を提示すると、係員がチェックして、専用のチケット引換所の番号を教えてくれるので、そこで引き換えました。

専用窓口がわからなければ、近くにいる係員にバウチャーを見せて、聞きましょう。

間違って一般の列で並ばないこと!せっかく事前購入した意味がなくなってしまいますから。

引換所では、支払いで使用したカードの提示を求められました。結構厳しいです。

エルミタージュ美術館鑑賞のコツ!

全部を見ると歩く距離が30kmと聞いて、もともと美術に造詣がないこともあり、正直言ってすっかり戦意を喪失し、駆け足で3時間ほどでくるりと回ってきましたので、コツを伝授などおこがましいのですがw、私たちのようなミーハー見学者のために、少しでも楽しめる方法をと思い、記事にまとめます。

荷物は極力少なく、身軽に出かけよう

空港と同じように、厳しい荷物検査があり、大きい荷物やリュックサックはクロークに預けなければなりません。コートも同じです。

着るものは仕方がありませんが、荷物はできればポシェットくらいにすると楽です。

なお、飲食物は持ち込み不可。ペットボトルの飲料もNGです。

カフェは1階中央にしかなく、値段が高いので、入場前に飲食は済ませておきましょう。

靴は歩けるものを!

そして、一番重要なのは「靴」です。ハイキングに行くことを想定するくらい、歩ける靴であることが、マストです!中ではとにかく歩きますので。

オーディオガイド

そして、ある程度きちんと鑑賞したいのなら、日本語オーディオガイドを借りるとよいでしょう。

ただ、オーディオガイドが網羅していない範囲もありますので、1日目は、オーディオガイドを聞きながら見たいところを中心にメリハリをつけて見て、スケジュールに余裕があれば、2日目には、お気に入りのところや見足りないところ、オーディオガイドが網羅していないところをまわる、というのがよろしいかと思います。

オーディオガイドを聞きながらしらみつぶしに見ていくと、飲まず食わずで回っても7~8時間かかるとどなたかが書いていらっしゃいました。

きっと、私が、好きな音楽やミュージカルならずっと見て、聴いていたいと思う、それと同じことが、美術好きな方にとっては美しい絵画や彫刻なのだなあ、と思ったことでした。

すみません。

案内図を手に入れる

館内に入る前に、チケット売り場のそばに館内の案内図がありますので、ゲットしましょう。日本語版はありません。「地球の歩き方」に詳しい図解と解説がありますので、持って行かれるとよいでしょう。事前の予習ができればベスト。

トイレ

チケット売り場の近くのクロークそばに、トイレがあります。

館内にも数ヶ所ありますが探しにくく、必要な時にすぐ見つけられるかわかりませんので、事前に済ませておきましょう。

迷ったら?

それにしても、増築を重ねて出来上がった建物であるせいで、1階から3階まで、一気に上がれるような階段はありませんし、矢印に従って回るような決まった順路もありません。

館内は非常に迷いやすく、季節や時間によっては人が非常に多いので、一緒に行ったお連れ様とはぐれないように。万一はぐれた時は、どこに集まるか、事前に決めておいたほうが良さそうです。

「歩き方」には、迷った場合にはとにかく「大使の階段(ヨルダン階段)」を目指そう、と書いてありました。

↑ここ!実際はずうっとスケールが大きく華やかな正面階段です。

ツアーを避けろ!

ツアーの方たちと一緒になってしまうと、本当に芋洗い状態になってしまいますので、回りの状況を見て、人の空いているほうから見て回りましょう。

冷房はないです。

人も多いですし、夏は結構しんどいようです。(私たちは5月でしたので快適でしたが)

その時期には、扇子や汗拭きタオルなど、対策が必要かもしれません。

それでも、エルミタージュ。

…脅かすようなことばかり書き連ねてまいりましたが。

何といっても世界屈指のコレクションと、宮殿として建てられた美術館そのものが圧倒的なスケールと美しさで私たちに迫ってきます。

では、せっかくなので、私が撮った数少ない写真ですが掲載します。

乙女としては、お城という建物のロマンチックさに心を奪われます。

ちなみに美術館内ではフラッシュはNGですが、焚かなければ撮影できます。

↑What’s this? 由緒ある指輪?

すみません、せっかく撮影費込みのチケットでしたのに、掲載できるような美術品の良い写真が全然ないのに気づきました。むしろ建物と装飾に興味が行ってました。

ぜひ、私たちの分まで美しい美術品をたくさんご覧になってきてくださいませ。

思い切り美に触れる時間を楽しんできてくださいね。

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